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モジュール拡張可能なUMPC登場
台湾VIAが発表したVIA NanoBookでは、世界時計やGPS、VoIP電話などの「MobilityPLUS Module」を装着して利用できる。
台湾VIA Technologiesは6月5日、ウルトラモバイル端末「VIA NanoBook」のリファレンスデザインを発表した。850グラム以下の軽さで、サイズは230×171×29.4ミリ。今年後半に各国のOEM企業などを通じて販売開始となる予定。
VIA NanoBookは、1.2GHzのVIA C7-Mプロセッサを搭載し、バッテリー持続時間は最長5時間。OSはWindows XPおよびWindows Vista Basicに対応する。フルキーボードを装備し、画面は解像度840×480ピクセルのタッチパネル式。メモリは最大1GバイトのDDR2 SDRAMで、HDDは30Gバイトもしくは60Gバイト。802.11g、Bluetooth、Ethernetに対応する。
オプションで世界時計やGPS、VoIP電話などのUSBカード「MobilityPLUS Module」が用意されており、ディスプレイ横のスロットに装着して利用できる。
VIA Technologiesは、台湾First International Computer(FIC)と共同でVIA NanoBookを設計した。
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