Microsoftは6月12日(日本時間13日)、6件のセキュリティ更新プログラムを公開し、Windowsなどの深刻な脆弱性に対処する。7日に発表した事前通知で明らかにした。
6件のうち4件は、最大深刻度「緊急」のWindows関連パッチとなる。うち1本は、Windows Vistaで動作するInternet Explorer(IE)7にも深刻な影響を及ぼす。いずれも脆弱性を悪用されるとリモートでコードを実行される恐れがある。
残る2件の更新プログラムは、Office/Visioに影響する「重要」レベルの1件と、Windows Vista関連の「警告」レベルが1件となる。
Microsoftは6月から事前通知を強化し、これまでよりも詳しい情報の提供を開始した。各更セキュリティ更新プログラムごとに、影響を受けるソフトと最大深刻度を、一覧表の形で公開している。
更新プログラムはいずれもMicrosoft Baseline Security Analyzerを使って検出できる。一部はパッチ適用後、再起動が必要になる。
また、悪意のあるソフトウェア削除ツールの更新版も同時にリリースされる。
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