カナダのコンサルティング会社Solutions Research Group(SRG)は6月7日、近く発売となるiPhoneに強い関心を抱いている人に関する調査結果を発表した。調査は2007年5月に米国在住の1230人を対象にオンラインで実施された。
SRGによると、購入希望者の平均年齢は31歳で、72%は男性、女性は28%。年齢層別にみると、15〜24歳は31%、25〜34歳は32%、35〜49歳は31%、50歳以上は6%という結果が出た。
学歴では購入希望者の58%が大卒以上で、全米平均の43%よりも高い。また43%はニューヨークもしくはカリフォルニア州在住で、全米人口のうち同2州に住む人口比率の約2倍であることが分かった。また平均世帯所得は7万5600ドルと、全米平均を26%上回っている。
iPhoneはAT&Tが販売するが、購入希望者が現在加入している携帯キャリアは、T-Mobile(15%)、AT&T(12%)、Sprint(7%)、Verizon(4%)だった。またiPhoneの購入を検討している人の48%は、現在iPodを所有していないという。
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