楽天はこのほど、楽天市場に出店する「ビューティコロジー」から個人情報が流出したと発表した。店舗のPCがウイルスに感染し、Winnyを通じて流出した。
流出したのは2006年8月6日から2007年2月6日までの取引情報の一部で、注文者の氏名、住所、電話番号、商品送付先の氏名、住所、電話番号、注文商品の情報などが記載されていた。クレジットカードに関する情報は含まれていない。
被害にあった顧客には、店舗と楽天市場からメールで連絡した。
楽天は、再発防止に向けて注意喚起を行うとともに、個人情報保護の徹底や情報管理の支援をさらに強化するとしている。
楽天市場では過去にも出店店舗から個人情報が流出しており、楽天はWinnyなどファイル交換ソフトの利用禁止や有償ウィルス対策ソフトの利用を促してきた。
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