米Dellは6月19日、2008年度第1四半期(2007年2〜4月)の決算報告書提出が遅れていることを理由に、NASDAQから6月14日に上場廃止勧告通知を受けたと発表した。
Dellはこれまでにも、2007年度第2四半期(2006年5〜7月)、第3四半期(2006年8〜10月)、2007年度(2006年2月〜2007年1月)の決算報告書提出遅延により、上場廃止勧告通知を受け取っている。
同社は5月4日、監査委員会の調査結果および関連情報を、NASDAQのListing and Hearing Review審議会に提出、決算報告書の提出期限延長と上場継続を申請した。審議会は現在、Dellの上場継続可否についての判断を保留している。
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上場廃止勧告を受けていたDellの上場継続希望が受理されたが、依然として予断を許さない状況だ。
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