米Googleは6月19日、同社が2007年末までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目指す計画を発表した。
この計画には以下の3つの基本戦略が含まれる。
- 効率向上によるエネルギー消費の削減
- 再生可能エネルギー資源への投資と活用
- 削減できない二酸化炭素排出分についてのカーボンオフセット(二酸化炭素の相殺)の実施
短期的な目標達成のためにカーボンオフセットを実施するが、同社はこれが恒久的な解決策ではないと考えているという。
Googleは既に幾つかの環境問題への取り組みを行っている。12日には、温室効果ガス削減を目指したClimate Savers Computing Initiativeの発足を、18日には地球温暖化と石油依存を減らすための取り組み「RechargeIT」計画を発表した。
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Climate Savers Computing Initiativeには、PCメーカーやソフトウェア企業、環境団体などが多数参加。コンピュータなどのエネルギー効率を高めることで、温室効果ガス削減を目指す。
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