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ビクターとケンウッド統合、「何も決まっていない」

 日本ビクターをケンウッドが経営統合することで大筋合意したとの報道に対し、両社は「何も決まっていない」とコメントした。

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 日本ビクターをケンウッドが経営統合することで大筋合意した、と伝えた6月23日付けの一部報道に対して、両社は同日、「何も決まっていない」とするコメントを発表した。

 各紙が「両社は2008年に持ち株会社方式で経営統合する方針を固めた」と報道したのに対し、ビクターは「何も決まっておりません」、ケンウッドは「現在、決まったことは何もございません」とコメントした。

 ビクター親会社の松下電器産業は昨年から、ビクターの売却を検討している、と報じられている。ケンウッドとの経営統合のほか、米系投資ファンドへの売却の可能性も報じられてきた。

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