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blinkx、「ビデオ版AdSense」広告プラットフォーム立ち上げ
ビデオ検索のblinkxが、ビデオの内容に合った広告配信を可能にするプラットフォーム「AdHoc」を立ち上げた。RealNetworksとの提携も併せて発表している。
動画コンテンツ検索の米blinkxは6月25日、ビデオ広告プラットフォーム「AdHoc」を発表、提供を開始した。音声をテキスト化し、画像を視覚分析する同社の特許技術を活用。ビデオの内容を「効果的に理解」し、内容に合った広告表示が可能だとしている。blinkxでは、「Googleの検索広告AdSenseがテキスト検索における広告を変えたように、AdHocはビデオ広告を変革する」と期待している。
AdHocでは、広告を表示するタイミングのカスタマイズも可能。ビデオ広告の配信に加え、バナー広告も掲載できる。広告主やメディア企業は、AdHocの広告データベースのほか、自社保有のデータベースやGoogle AdWordsなど、外部の広告システムを使うこともできる。
blinkxは併せて、RealNetworksとのグローバル提携も発表。新しいRealPlayerにblinkxの検索エンジンが組み込まれる予定で、オンライン上の1200万時間以上におよぶビデオクリップが、RealPlayerで直接検索できるようになる。
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