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Apple、「iPhoneに必須」のiTunes 7.3をリリース
iPhoneのアクティべーションと同期を行うためには新版のiTunesが必須。Apple TVでの写真共有も強化された。
米Appleは6月29日、iTunesの最新版7.3を発表した。Mac OS XとWindows用で、無料でダウンロードできる。今回の改訂では新発売のApple製携帯iPhoneの設定を行うための機能が盛り込まれている。
iPhoneのアクティべーションを行うためにはiTunes 7.3が必須となる。iPhoneはiTunesを通して音楽、ムービー、テレビ番組を同期し、iPhoneの内容はiTunesを通してPC内にバックアップされる。
Apple TVでは、自宅ネットワーク内のPCにある写真を共有して表示することが可能になった。以前のバージョンでは1台の同期されたPCの写真しか表示できなかった。
詳細設定の「読み込み」で、読み込み方法をAACエンコーダにしたときに、設定の選択肢が従来の高音質(128kbps)と音声Podcastの2種類に加え、高音質(256kbps)が選べるようになった。DRMフリーのAAC楽曲が256kbpsで「iTunes Plus」として販売開始されたことを受けたもの。これまではカスタム設定でビットレートを変更する必要があった。
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