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修正したばかりの+Lhacaにまた脆弱性、新たな修正版をリリース
このほど脆弱性が指摘されて修正を行ったばかりの+Lhacaにまた脆弱性が発見され、この修正などを加えた最新版が公開された。
このほど脆弱性が指摘され(関連記事)、修正版が公開されたばかり(関連記事)の圧縮・解凍ソフトウェア「+Lhaca」に新たな脆弱性が発見された。
発見された脆弱性は、修正版として公開された「+Lhaca Version 1.21」に存在するもので、スタックバッファオーバーフローを引き起こす可能性がある。この脆弱性を悪用したLZH圧縮ファイルを処理すると、アプリケーションをクラッシュさせたり、任意のコード実行が可能になるという。
研究者からの報告を受けて、+Lhacaの作者はこの脆弱性を修正した「+Lhaca Version 1.22」を公開した。だがVersion 1.22にはテスト用コードが残っていたためにファイルが解凍されないケースがあり、これを修正した「+Lhaca Version 1.23」を7月1日に公開している。
作者によれば、Version1.20や1.21での脆弱性は1.23では存在せず、動作確認を終えた後に正式版にするという。
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