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「ケータイネットってすごい」といまさら気づきました

Web2.0世代といわれる「ナナロク世代」の記者ですが、ワンセグ携帯に変えて、ケータイネットのすごさを思い知りました。時代は動いているなぁ。

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*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

 先週末から今週にかけてはiPhone一色。アクセストップも、先週木曜日に掲載したiPhoneのレビュー記事だった。7位、8位にもiPhone関連記事がランクイン。きょうもiPhoneに関する続報が海外から入ってきており“祭り”はしばらく続きそうだ。

 ネット界がiPhoneで盛り上がる中、記者はいまさらながら、日本の3G携帯のすごさに舌を巻いた。

 先日、MNPでドコモ「F902i」からau「W51CA」に変えた。新規ゼロ円ながらワンセグと「EZナビウォーク」が使えるなどといった点に惹かれたのと、携帯ネットがFOMAよりもサクサク利用できるといううわさを聞いたため、思い切ってキャリアごと変えてしまったのだが、そこには新しい世界が待っていた。

 記者はF902iでも「モバゲータウン」を利用してみるなどする中で、知らないうちに発展していたケータイの文化にため息をついていたのだが、EZwebでまたさらなる深みを知った。

 まずはネット機能の使い勝手の良さ。EZwebボタンを押すだけでGoogle検索にアクセスでき、気になることがあればすぐ検索可能。PCサイトの検索結果はそのままPCサイトビューワーで見られるため、ちょっとした調べごとならこれだけで十分だ。

 待ち受け画面の多機能さにも驚いた。デフォルトの待ち受けでかわいらしいペンギンのアニメが見られ、動きにもさまざまなバリエーションがあるため、眺めるだけで楽しい。ニュースや天気予報を自動受信して表示するため、何となく時間もつぶせる。

 エンターテインメント機能もすごい。ワンセグをつけてテレビを見たり、ゲームアプリをダウンロードして遊んでみたり――暇つぶしツールとしては十分すぎるぐらいの機能を持っている。

 これまで記者にとってケータイは“アクティブな”ツールだった。PCネットもそうなのだが、受け身でだらだら見る物ではなく、何か目的があって自分から情報を取るため、または発信するために利用するもの、という感覚があった。

 だがW51CAは、受け身で利用できる。なんとなくペンギンを眺め、なんとなくニュースを見て、天気予報を見る。飽きたらワンセグを付けてダラ見し、ゲームをする。W51CAはPCよりもテレビに近いように感じた。新鮮な感覚だ。

 記者はいま、やりたいことが1つある。「デコメール(auではデコレーションメール)の送受信」だ。デコメールはだいぶ前から女子高生の間で流行しているらしく、作ったり送ったりもらったりも楽しそうなのだが、記者はこれまで1通も送受信したことがない。送信するとしても、友人の誰の端末が対応しているのかもよく分からず、きちんと表示できる相手が不明。パケット定額制にしていなければ受信も迷惑かもしれない、などと考えるとなかなか手が出せない。

 記者は1978年生まれで「ナナロク世代」と言われる年代だが、ナナロク世代とか「Web2.0」とか言っているうちに、もっと若い世代がなにやら面白いものを楽しんでいて、気づいたら乗り遅れていたなぁと、ケータイを変えてからそんなふうに感じている。

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