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iPhone、チャリティーオークションに――既に10万ドルの入札
慈善団体Keep A Child Aliveが、ニューヨークのApple Storeに数日並んだ末に入手したiPhoneを、イベントへのチケットなどとセットでオークションに出品した。
オークションに出品された「最初の」iPhoneの入札額が、10万ドルを超えた。出品者である慈善団体Keep A Child Aliveが、7月6日に明らかにした。
Keep A Child Aliveは、AIDSに感染したアフリカの子供たちに、治療薬を届けるための活動を行っている。同団体ではiPhone人気をチャリティーに生かそうと、ニューヨークのApple Storeソーホー店前で、発売の3日以上前から列の先頭を確保。ボランティアが交代で場所をキープした。6月29日にiPhoneを購入したのは、同団体のサポーターでもある映画監督のスパイク・リー。
オークションには、iPhoneとBluetoothのヘッドセットのほか、同団体が10月にニューヨークで主催するイベント「Black Ball honoring Bono」のチケットと、会場までの往復航空券が含まれる。iPhoneは、イベントの席上で落札者に手渡される予定。iPhoneには、プレゼンターを務めるアリシア・キーズによるボイスメールメッセージが収録されているという。オークションの収益金は、全額Keep A Child Aliveに寄付される。
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