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EricssonとSamsung、携帯通信技術でクロスライセンス契約
特許問題で係争中だった両社が、訴訟を相互に取り下げ、2Gおよび3G通信技術でクロスライセンスを締結した。
スウェーデンEricssonは7月9日、韓国Samsung Electronicsとの間の特許訴訟を相互に取り下げ、携帯通信技術に関するクロスライセンス契約を更新したと発表した。契約は全世界が対象で、EricssonはSamsungに対し、2Gおよび3G通信技術に関する特許の非独占ライセンスを提供。一方のSamsungは、Ericssonに対しライセンスの提供を行うほか、ロイヤリティを支払う。
両社は2002年にクロスライセンス契約を締結していたが、その後、特許侵害で係争中だった。
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