NTTレゾナントは7月10日、実験サイト「gooラボ」の地域情報サービス「エリア情報検索実験」上で、無線LANの電波状況から現在地を測定し、地図上に表示するサービスの実証実験を始めた。無線LANを活用した現在地特定技術の採用は、国内ポータルでは初としている。
無線LANの電波状況から現在地を推定できるクウジットの技術「PlaceEngine」を活用した(関連記事参照)。PlaceEngineのサイトから専用ソフトをインストールした上で、エリア情報検索実験サイトにある「現在地を取得」ボタンをクリックすると、地図に現在地が表示される。
同技術は、GPS電波が届かない屋内や地下街でも位置を特定できるのが特徴。同社は実験を通じて、現在地を特定できる地図サービスへのニーズや、求められる機能について検証していく。
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