米Logitech、「空中操作もできる」マウス
米Logitech(日本ではロジクール)の新しいマウスは、机の上での使用に加え、リモコンのように手に持って使うことも可能。PC内のメディアコンテンツの操作が、ワイヤレスでできる。
米Logitech(日本ではロジクール)は7月12日、新しいワイヤレスマウス「Logitech MX Air Rechargeable Cordless Air Mouse」を発表した。机の上での利用に加え、テレビのリモコンを使う要領で、空中でも使えるレーザーマウス。音楽や動画、写真など、PC内のメディアコンテンツの操作が直感的に、簡単にできるように設計されている。
MX Airマウスには、同社の特許技術「Freespace」を採用。MEMS(MicroelEctroMechanical Systems)センサー、DSP(Digital Signal Processing)、RF無線を組み合わせた技術で、マウスでどの方向からも、簡単に操作することが可能。また、意図的な操作と無意識の動作を区別するアルゴリズムにより、操作時の微妙な揺れなどには反応しないようになっている。
ジェスチャーによる操作も可能で、例えばボリュームボタンを押しながらマウスを右に動かすとボリュームが上がり、左に動かすと下がる。音楽アプリケーションの使用中、右向きに小さな円を描くと楽曲のスキップ、左向きに円を描けばリピートが可能。
ボディは半透明の黒で、オレンジのバックライト付き。ホイールではなくタッチセンサー付きのスクロールパネルを装備した。中央には、「リモコン」操作時に親指で操作できるよう、再生/一時停止、ボリューム調整用のボタンを配置した。2.4GHzのデジタルコードレス技術を採用し、最長10メートルの距離から使用できる。充電は、付属のステーションに立てて行う。米国および欧州で8月初めの発売を予定しており、価格は米国で149.99ドルとなっている。
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