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台風を全国から「実況」 全国1万2000人がレポート
ウェザーニューズの台風情報サイトでは、全国1万2000人の「天気記者」が、実際の台風の様子を文章や写真、動画でレポート。交通機関の運行情報や浸水など被害状況も随時アップする。
ウェザーニューズは7月13日、台風情報サイトを強化し、全国のユーザーが台風の実況レポートをリアルタイムに更新する「台風実況レポート」や、台風の進路に当たる地域の被害をシミュレーションする「台風被害シミュレーション」などを追加した。
実況レポートは、ウェザーニューズの携帯電話用サイトで登録した1万2000人の天気記者「ウェザーリポーター」が、文章や写真、動画でレポートした台風の状況を随時掲載する。交通機関の運休や遅延などを報告する「交通障害リポート」、浸水や家屋損壊などをレポートする「被害リポート」もリアルタイムで更新する。
ウェザーリポーター制度は従来からあり、これまでの台風時は、多い時で1日5000件以上の情報が寄せられていた。7月13日現在、日本列島を通過中の台風4号に関する情報も続々と寄せられている。
台風被害シミュレーションは、台風の進路と、影響を受ける人の数を確認できるほか、同じ程度の強さ・規模の過去の台風について、ユーザーから寄せられた被害に関する動画や静止画を公開。被害状況を予想できるようにした。
台風が多く発生するフィリピン沖の状況が見られる「熱帯低気圧情報」や、全国の空をリアルタイムに確認できるライブカメラ映像もある。
今後、台風情報へのニーズが高いという中国や台湾にも台風情報サイトを展開していく。
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