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MicrosoftとEA、幹部を「交換」
業界23年の重鎮、ドン・マトリック元EA社長がXboxとWindowsゲームタイトルの指揮を執る。MSの前任者、ピーター・ムーア氏はEAのスポーツ部門を担当することに。
米Microsoftは7月17日、XboxおよびWindows向けゲームを統括するビジネスユニットであるInteractive Entertainment Business(IEB)担当の上級副社長としてドン・マトリック氏を指名した。マトリック氏はElectronic Arts(EA)の元社長。
マトリック氏は2006年2月までEAの社長を務めていた、ビデオゲーム業界23年のベテラン。2007年2月からはMicrosoftのゲーム部門のアドバイザーとして協力していた。
現在IEB担当のコーポレート副社長を務めているピーター・ムーア氏はベイエリアに家族とともに戻り、ビデオゲーム業界で勤務する予定とMicrosoftは説明している。ムーア氏は引き継ぎのため8月いっぱいMicrosoftに勤務する。
ムーア氏の次の勤務先は、マトリック氏の古巣であるEAに新設されたスポーツ部門の担当社長。9月に入社する予定となっている。EAは4月に新CEOに就任したジョン・リッキティエロ氏の下で6月に実施した組織改編で、スポーツ部門の「EAスポーツ」を新設していた。
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