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IBM増収増益、売上高の伸びは「2001年以来最高」

IBMの4〜6月期決算は、為替の影響や事業売却益を差し引いても増収増益。ミドルウェアを中心としたソフトウェア部門の売り上げが、引き続き伸びている。

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 米IBMが7月18日発表した第2四半期(4〜6月期)決算は、売上高は238億ドルで前年同期比9%増、純利益は同12%増の22億6000万ドル(1株当たり1.55ドル)だった。純利益には、プリンティングシステム事業の売却益8100万ドルが反映されており、この影響を除くと、純利益の伸びは前年同期比8%増となる。

 為替の影響を排除すると、売上高の伸びは6%だった。

 ソフトウェア部門の収入は48億ドルで、前年同期比13%増。中でも、WebSphereやInformation Management、Tivoliなどのミドルウェアの売り上げが16%伸びた。サービス部門も好調。特にアジア太平洋地域での売り上げが伸びており、ビジネスサービス部門、テクノロジーサービス部門とも、前年同期を10%上回る売上高を記録した。

 サミュエル・パルミザーノ会長・社長兼CEOによると、同四半期の売上高の伸びは「2001年以来最高」。ソフト製品ラインの拡充や、幅広いサービスが顧客企業に評価されるなど、「IBMの国際的な能力の表れ」だとしている。

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