バッファローは7月19日、大容量フラッシュメモリを採用した外付け型ストレージ「シリコンディスク」の新製品を7月下旬に発売すると発表した。最大56GバイトとポータブルHDD並みの容量を確保しながら、小型軽量かつ低消費電力で、耐衝撃性にも優れるのが特徴だ。
容量が異なる4製品を発売する。8Gバイトが1万8130円。16Gバイトが3万円、24Gバイトが4万2950円、56Gバイト(受注生産)が9万4980円。
発売する「SHD-UHシリーズ」は、USB2.0接続の外付けストレージ。サイズは57(幅)×89(奥行き)×14(厚さ)ミリと携帯電話程度。重さは8Gバイトタイプで46グラム、最大の56Gバイトタイプで60.8グラム。
消費電力は最大1.25ワット。同社製ポータブルHDDと比べ約70%省電力化したという。また同社テストで2.5メートルの高さからの落下(非動作時)させても問題なく読み書きできたとしている。
搭載メモリは高速タイプと安価なタイプを組み合わせるハイブリッド構成とし、高速性とコストパフォーマンスを両立させたとしている。同社性の従来品と比べ、約33%高速化できたという。
対応OSはWindows Me/2000/XP/VistaとMac OS 9.0/X 10.1以降。Windows用データ暗号化ソフトなどが付属する。
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