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企業向け「Google Earth」、ブラウザでの閲覧が可能に
サーバベースの「Google Earth Enterprise」のデータが、企業ネットワークの外からも、2D表示でアクセスできるようになったほか、外部データとのマッシュアップなども可能になった。
米Googleは7月26日、「Google Earth Enterprise」のデータが、2D表示でブラウザ経由でもアクセス可能になったと発表した。Google Earth Enterpriseは、企業や政府機関での利用を想定した、サーバベースの地図サービス。今回の新機能追加により、企業のネットワーク外からも、セキュアにアクセスできるようになったという。
また、「Google Maps API」の特別バージョンを利用すれば、Google Earthの画像を、Google Mapsと同じようにWebアプリに組み入れたり、外部データベースやスプレッドシードなどとマッシュアップすることも可能になった。
今回のリリースでは、LDAPやSSLといったセキュリティプロトコルへの対応や、検索フレームワークの強化、ユーザーインタフェースの改善なども行っている。
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