ソニーと米3Mは7月30日、リチウムイオンバッテリー関連の特許訴訟で和解に至ったと発表した。
この訴訟は3Mが3月、リチウムイオンバッテリーのカソード技術に関する特許を侵害したとして、ソニーや日立、Lenovo Groupなどを、ミネソタ州の米連邦地裁および米国際貿易委員会(ITC)に訴えたもの。
今回の和解は全世界が対象で、3Mはソニーに対し、カソード技術をライセンスする。その他の和解条件は非公開。
リチウムイオンバッテリーは、ノートPCや携帯電話などに利用されている。3Mでは、将来的には自社の特許技術がハイブリッド自動車などで利用される可能性もあるとみている。
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