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Ask.jpが携帯向け3D仮想空間
Ask.jpが携帯向け3D仮想空間と、それに連携したSNSを開設した。3D空間上の街をアバターで歩いて他ユーザーとチャットしたり、街に家を建てたりできる。
Ask.jp(アスクドットジェーピー)は7月31日、携帯電話向け3D仮想空間「メタモ」と、メタモと連携したSNSを開設した。3D空間上の街をアバターで歩いて他ユーザーとチャットしたり、街に家を建てたりできるほか、SNSでは日記を書いたりコミュニティーに参加できる。NTTドコモ端末専用だが、他キャリアにも順次対応する。
3D空間は、専用アプリをインストールして利用する。自分の家を3D空間上に設置したり、木や道を好き場所に作ったり、アバターが着る服を購入したりできるほか、他ユーザーとのチャットやジャンケンゲームも可能だ。
SNSでは、日記を書いたりコミュニティーに参加したり、無料ゲームで遊んだりできる。
家を建てるためには、仮想通貨「メタポ」が必要。メタポは会員登録をするともらえるほか、日記を書くなどSNSを積極的に利用すると増やせる。メタポを使ってユーザー同士でデジタルアイテムを売買することも可能だ。
まずNTTドコモの端末に対応した。KDDI(au)とソフトバンクモバイル向けサービスは8月末に始める。
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