米移民・税関取締局(ICE)は8月1日、ゲーム機を改造するModチップなどを取り扱う業者の一斉摘発を行ったことを明らかにした。
同局は違法なModチップやディスクのコピープロテクト解除装置の販売および流通に関連する捜査の一環として、16州で事業所、店舗、住居に32件の家宅捜索を行った。容疑者の氏名などは公表していない。この種の違法行為に対する捜索としては米国で最大規模という。
これらのModチップやコピープロテクト解除装置は、海賊版ソフトをプレイステーション 2やXbox、Xbox 360、Wiiなどのゲーム機でプレイできるようにするもので、米デジタルミレニアム著作権法(DMCA)で違法とされている。
ICEは米国土安全保障省の捜査機関で、偽造品・海賊版の製造や流通に携わる犯罪組織をターゲットとしている。
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