米MicrosoftのMac部門であるMacBU(Macintosh Business Unit)は8月2日、Intel Macにフル対応した新版のOffice、「Office 2008 for Mac」の発売時期を2008年1月中旬に延期すると発表した。
MacBUの公式ブログでジェネラルマネジャーのクレイグ・アイスラー氏は、当初予定した2007年下半期の発売が、Macworld Expoが開催される2008年1月中旬にずれ込むことを明らかにした。製造工程リリース(RTM)は2007年12月を予定している。
アイスラー氏は発売延期の理由として、品質を当初予定されていた水準まで高める必要があることを挙げている。先日β公開したばかりのRDC(Remote Desktop Connection) Client 2.0の製品版は、Office 2008のリリース以降となる。
MacBUでは9月以降に、新Officeの新機能を「スニークピーク」として紹介していく予定。
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