ニュース
Motorola、NFL用のコミュニケーションギアをリニューアル
今シーズンから、監督のヘッドギアは薄型・軽量に、QBがサイドラインで使う「旧式」電話も、数十年ぶりに進化する。
シーズン開幕を前に、米NFL(ナショナルフットボールリーグ)と米Motorolaは8月10日、試合用のコミュニケーションギアのリニューアルを発表した。
NFLの試合では、監督や、ブースから試合を分析するコーチ、チームの要であるQB(クオーターバック)が、情報交換やプレーの指示に、Motorola製のヘッドセットや電話などを使用している。
今回のリニューアルは、MotorolaとNFLが、関係者からの要望を取り入れながら、1年半をかけて行ったもの。監督が着用するヘッドセットは軽量・薄型になり、人間工学的にも進化した。Motorolaがこの夏投入する新型携帯「RAZR2」を思わせるデザインを採用。従来の「かぶる」スタイルに加え、帽子と併用できるスタイルのものも追加したという。サイドラインには、数十年にわたり使われてきた「電話台」に代わり、「Sideline Communication Center」が登場する。従来、各チームは7〜15台の電話機をテーブルに設置していたが、Sideline Communication Centerでは、移動可能なゴルフカート式のケースに、16台の電話機を設置した。
新しいギアは、今週末のプレシーズンの試合から使用される。
関連記事
- 世界携帯端末出荷台数、SamsungがMotorolaを抜いて2位に――IDC調べ
2007年第2四半期の携帯電話の出荷台数で、低迷するMotorolaをSamsungが抜いて2位の座に。 - Motorola、「RAZR2」など新機種を発表
「RAZR2」は従来機種より2ミリ薄く、デジタル音楽とビデオ再生機能、Webブラウザ機能を装備する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.