米QUALCOMMは8月13日、執行副社長兼法務責任者のルー・ルピン氏の辞任を発表した。後任探しが行われる間は、上級副社長兼法務担当のキャロル・ラム氏が暫定法務責任者を務める。
QUALCOMMのポール・E・ジェイコブスCEOは、ルピン氏について「当社の技術ライセンシングプログラムの策定や、鍵となるライセンス契約交渉で主要な役割を果たした」とし、「当社への多くの価値ある貢献に感謝する」とコメントしている。
暫定法務責任者を務めるラム氏は、カリフォルニア州南部地区の連邦検事を務めた後、2007年2月に同社法務チームに参画した人物。
関連記事
- [WSJ] QUALCOMMチップ搭載携帯端末の輸入禁止、ブッシュ政権が是認
Broadcomに勝利をもたらす結果となった政府のこの決定により、今後一部の通信キャリアは最新の携帯電話技術を備えた携帯端末を投入できないことになる。 - Verizon、「QUALCOMM対Broadcom」争点技術をBroadcomからライセンス
Verizonは、Broadcomと結んだライセンス契約により、訴訟の争点となっている技術を使った携帯端末を、今後も輸入・販売できることになる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.