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IBMのSystem p575、北京オリンピックの天気予報システムに採用
IBMのスーパーコンピュータ「IBM System p575」が、北京オリンピックに備え、北京近郊の天気予報向けに導入されることになった。
米IBMは8月16日、北京市気象局(BMB)が、IBMの新しいスーパーコンピュータ「IBM System p575」を、天気予報および大気清浄度管理の目的で導入すると発表した。System p575はBMBの現在の天気予報システムの10倍の計算能力を持ち、最高4万4000平方キロの範囲で、1平方キロごとの天気予報を1時間おきに提供することができるという。
BMBは北京オリンピック開催に向けて新スパコンを導入、期間中およびその後の北京周辺の天気予報に役立てる。
BMBが導入する80ノードのSystem p575はPOWER5+マイクロプロセッサを搭載、ピークパフォーマンスは9.8テラフロップス(TFLOPS)という。
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