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ソニー、1247万画素のAPS-CサイズCMOSを製品化

APS-Cサイズでは最多という有効1247万画素のCMOSセンサーをソニーが製品化した。

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 ソニーは8月20日、APS-Cサイズ(対角28.4ミリ)で有効1247万画素のCMOSセンサー「IMX021」を製品化したと発表した。同サイズとしては最多画素だとしている。一眼レフ用として社内外に販売していく。

 総画素は約1305万画素、実効画素は約1241万画素(4312×2880ピクセル)、画素ピッチは5.49μメートル。

 アナログとデジタルの両回路を集積できるCMOSセンサーの特徴をいかし、A/D変換器(12ビット)を画素の垂直列ごとに並列配置した方式を採用。垂直信号線に読み出されたアナログ信号を最短でA/D変換器に伝送でき、伝送中のノイズ混入による画質劣化を抑え、かつ10.39フレーム/秒という高速読み出しも可能になったとしている。

 サンプル価格は4万円。ソニーセミコンダクタ九州の熊本テクノロジーセンターで生産する。

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