「トランスフォーマー」HD DVDオンリーにベイ監督激怒……一転謝罪
ParamountがHD DVD支持を表明し、映画「トランスフォーマー」のBlu-ray Disc版を発売しないと発表したことについて、同作品のマイケル・ベイ監督が自身のブログでParamountを厳しく批判し、その後謝罪する騒ぎがあった。
米Paramount Picturesが8月20日、HD DVD支持を表明し、映画「トランスフォーマー」のBlu-ray Disc版を発売しないと発表したことについて、同作品のマイケル・ベイ監督が自身のブログでParamountを厳しく批判し、その後「過剰反応だった」と謝罪する騒ぎがあった。
ベイ監督は8月21日早朝1時半の投稿で「映画をできるだけ高画質で見てほしいから、Blu-rayユーザーを拒絶する姿勢に腹が立つ。Paramountは以前、両フォーマットをサポートする先進性を持っていたのに。これでわたしにとってのトランスフォーマー2はなくなったな!」などと、人気映画の続編の監督を拒否するともとれる文章を書き込んだ。
ところが同日夜の投稿では態度が変わり、「昨晩は3人のBlu-ray所有者と食事していて、彼らがBlu-rayでトランスフォーマーを見られないと怒っていた。わたしは酔っていて、彼らの意見をうのみにしてしまった」と弁明。「早朝の投稿はよくない。過剰反応しすぎた」と謝罪した。
さらに「Paramountの決断の理由や、HD DVDプレーヤーが200ドル近い低価格で発売されることも聞いた。いいことだと思う。200はマジックナンバー。だからきょう、映画『300』をHD DVDで見た。感動的だった!」などと持ち上げ、「会社の決定に現場が動転するのはよくあること。わたしは監督として、映画を最高のクオリティーで見てほしいだけだ」とした。
「トランスフォーマー2、やるかもしれない」――監督はエントリーをこう締めくくっている。
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