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小規模Webラジオ曲向けの著作権料、音楽業界が正式提案
これまでと同じ「売上高の10%あるいは12%」という著作権料率を2010年まで適用する案を、Webラジオ局に提案した。
音楽業界が小規模Webラジオ局から徴収する著作権料について、これまでとほぼ同じ条件を2010年まで続けることを正式に提案した。
米著作権料徴収団体SoundExchangeは8月22日、2010年まで小規模ラジオ局に対し、同団体加盟社の楽曲を1998年に設定された著作権料率でライセンスすることを申し出た。音楽業界は3月にWebラジオ向け著作権料の値上げを提案し、小規模Webラジオ局はこれに反対していた。
SoundExchangeの提案では、売上高125万ドル以下のWebラジオ局は、売上高の10%あるいは12%を著作権料として支払う。当初の値上げ案は「1曲当たり、1回流すごとにリスナー1人につき0.14セント」というものだった。
9月14日までにこの条件で契約しなかったWebラジオ局には、当初の値上げ案の条件が課されると同団体は述べている。
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