米SanDiskは8月31日、教育市場向け低価格PCをターゲットとした新SSD(Solid State Drive)「uSSD 5000」を発表した。Intelの教育市場向け低価格ノートPC「classmate PC」への搭載が決定しているという。
uSSD 5000はUSBモジュールで、HDDの代わりに直接マザーボードへ組み込む形式。Windows XP Professional、Windows XP Embedded、Windows Embedded for Point of Service、Windows CE、Linuxなどをサポートする。シングルレベルセル(SLC)と同じサイズでデータ容量の倍増が可能な、マルチレベルセル(MLC)技術を採用、コスト削減を実現した。容量は2G〜8Gバイト、サイズは27×38ミリで、1.8インチHDDの約4分の1程度になる。
1カ月以内に顧客向けのサンプル出荷を開始し、量産開始は第4四半期の予定。
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