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連邦通信委員会、「E911」違反で携帯キャリア3社に罰金
FCCは、Sprint Nextelら携帯キャリア3社に対し、総額282万5000ドルの罰金を課す告示を発行した。
米連邦通信委員会(FCC)は8月30日、携帯電話から緊急通報があった場合、位置情報の通知を義務付ける「E911」規制に違反したとして、携帯キャリア3社に対し、総額282万5000ドルの支払いを求める告示(Notice of Apparent Liability for Forfeiture)を発行した。告示を受けたのはSprint Nextel、Alltel、United States Cellularの3社。
E911規制では携帯キャリアに対し、2005年12月31日までに、ユーザーの95%が使用する端末に「E911 Phase U」位置情報特定技術を配備することが定められていた。
FCCは、3社が導入期限を守れなかったと結論付け、同日付で各社に通告したという。
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