ネットの中立性問題、「インフラ料金は必要」と司法省
インターネットの中立性に関する問題で、米司法省は9月6日、「ネットの中立性」の名の下にブロードバンド事業者による課金を制限すれば、将来的にネットワークの構築やアップグレードを阻害する可能性があるとの見方を示した。
この問題をめぐっては、ブロードバンドインフラを提供する大手電話会社やCATV会社が、コンテンツやアプリケーションの提供企業に対して料金を課金する法案を推進。一方のコンテンツ提供企業側は「ネットの中立性」や反競争的行為への懸念を掲げ、課金に反対している。
同省は米連邦通信委員会(FCC)にあてた文書の中で、インフラ提供者側による課金を制限することは、「高い費用の掛かるネットワークの拡大や改善の負荷を、(コンテンツ提供企業側から)消費者に移す可能性がある」とコメント。一方、質の高いサービスを望むコンテンツ提供企業側が料金を支払うことは「経済的に筋が通る」とした。
同省では「時期尚早な法案」に警鐘を鳴らす一方で、独禁法の執行を強化する意向を表明。コンテンツ提供企業などが懸念する「反競争的行為」については、独禁法の観点から対処していく考えを示している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
個人向けGeminiのモデル選択が厳格化 無料ユーザーが使えるのは「Flash-Lite」のみに
-
2
日経社員のGoogle Workspaceに不正ログイン 1646人分の個人情報漏えいか
-
3
「Androidのマイナンバーカード」提供へ 20日から 物理カードなしでも本人確認など可能に
-
4
「OpenAIの文化は壊れている」──安全性報告書を統括した従業員が退社し、寄稿
-
5
タイムズカー漏えいで集団訴訟の動き、登録3000人弱 呼び掛けた弁護士に聞いた──「謝罪で済む案件ではない」
-
6
渋谷区でシステム障害、窓口業務を縮小 復旧の見通し立たず
-
7
再び浮上した「クレカ表現規制問題」 クリスタやpixiv FANBOXの騒動からマンガ家が感じた不安と焦り
-
8
第一生命に不正アクセス 従業員情報12万人分漏えいか 退職者も対象
-
9
「アバハウス」全顧客の情報漏えいか 会員・受注DBに不正アクセス 「不審な返金メール届いた」報告で判明
-
10
免許証の悪用防ぐ届出集中、CIC・JICCで手続き遅延 タイムズカー情報流出直後に
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR