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MS、Windows Vista SP1のデスクトップ検索の変更概要を発表
サードパーティーのデスクトップ検索アプリケーションを組み込めるようになり、「検索プロトコル」でデフォルトのデスクトップ検索を呼び出す。
米Microsoftは9月12日、2008年第1四半期に公式リリースを予定している「Windows Vista Service Pack 1(SP1)」において、デスクトップ検索機能を変更することを明らかにした。SP1に更新することで、デスクトップ検索に変更が加わり、Windows Vistaにサードパーティーの検索アプリケーションを統合できるようになる。
変更により新たに追加された「検索プロトコル」が、デフォルトのデスクトップ検索アプリケーションを呼び出す。このデフォルトのアプリケーションには、Windows Search Explorerだけでなく、ほかのサードパーティーの検索アプリケーションを設定することができる。設定はコントロールパネルで行うことが可能だ。
Microsoftは6月に、米司法省および幾つかの州の検事総長との間でVistaに加える変更点について合意に達しており、これらの変更点を同社に対する独禁法訴訟の同意審決が期限切れとなる11月半ばまでに実装する計画としている。
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