米国の医療機関Kaiser Permanenteは9月25日、児童が健康な食習慣を学び、身体を動かす習慣を身につけるのを支援するオンラインゲーム「The Incredible Adventures of the Amazing Food Detective」を開発したと発表した。
ゲームを通じて身体によい食べ物を選び、運動をするにはどうしたらいいかを学習できる。ゲームには8人のキャラクターが登場、適切な食べ物や運動を選択すると、活動的になるという。
また20分間プレイするとゲームが自動的に終了、PCから離れて何らかの運動をするよう推奨する。登場する8人のキャラクターはさまざまな人種を代表しており、英語版に加えスペイン語版もある。
ゲームはKaiser PermanenteのWebサイトでプレイできる。またKaiserは、ゲームソフトと学習計画、指導ガイド、レシピや家族のための活動ガイドなどをセットにして、5000校以上の公立学校に配布する計画。
米国における肥満児童率は、1980年から2000年にかけて倍以上に増えている。米疾病対策センター(CDC)によると、約900万人の米児童が太り過ぎだという。
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