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Google、「プライバシー説明ビデオ」でパーソナライズ機能を説明
Googleが、プライバシー保護についての説明ビデオの2本目を公開。検索履歴に基づくパーソナライズ機能について説明している。
米Googleは9月24日、同社の検索エンジンを使用する際のプライバシー保護についての説明ビデオ第2弾を公開した。履歴に基づくパーソナライズ検索機能や、その機能をオフにする方法などを説明している。
Googleで検索する際には、検索キーワードやIPアドレス、cookieに基づき、検索結果が表示される。「パーソナライズ検索」は、さらにユーザー個人の検索履歴や訪問サイトの履歴を検索結果に反映するもの。ユーザーがGoogleアカウントにログインした状態で検索を行うと、履歴が自動的にGoogleのサーバに保存され、以降の検索結果に反映されるようになっている。
Googleサーバへのログデータ保存については、欧州連合(EU)などが懸念を表明、同社ではデータ保持期間の短縮などの対応を行っている。ビデオでは「Web履歴については、あらゆる面でユーザーによるコントロールが可能」と強調。その方法として、「My Account」の「Web History」内の機能を紹介している。ユーザーは、Web Historyで特定の履歴を選んで消去できるほか、履歴保存機能を中断したり、オフにすることも可能。機能の再開も簡単にできるとしている。
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