米Sun Microsystemsは、統合オフィスソフト「StarOffice」(日本名StarSuite)の脆弱性を修正するアップデートを公開した。
Sunが9月24日付で公開したアラートによると、StarOfficeでTIFFファイルを処理する方法に問題があり、細工を施したTIFFファイルをユーザーが開くと任意のコードを実行される恐れがある。
脆弱性はStarOffice/StarSuite 6/7/8に存在し、SPARC、x86、Linux、Windows版が影響を受ける。Sunは各バージョンごとにパッチを公開し、適用を呼びかけている。
同じ脆弱性は、オープンソース版の「OpenOffice.org」でも報告され、問題を修正するアップデートが先日公開されている。
関連記事
- OpenOffice.orgに深刻な脆弱性、修正バージョン2.3がリリース
OpenOffice.org 2.3では、TIFFファイルの処理に関する深刻な脆弱性が修正された。 - Sunが戦略ソフトでIBM、Googleと提携 それぞれの皮算用とは
- NEC、UIなどを刷新した7年ぶりの新StarOfficeを発売
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.