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ソニー、携帯向け液晶合弁を完全子会社に

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 ソニーと豊田自動織機は9月26日、モバイル機器向け低温ポリシリコンTFTを生産する合弁会社2社を12月1日に経営統合すると発表した。統合後、2009年3月末までにソニーが完全子会社化する。

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 統合するのはエスティ・エルシーディ(STLCD)とエスティ・モバイルディスプレイ(STMD)。

 ソニーと豊田自動織機は1997年10月に合弁でSTLCDを設立。携帯向け液晶の需要拡大に応じ、05年3月にはSTMDを設立して製造能力を強化した。

 STLCDは折半出資、STMDはソニーが80%、豊田自動織機が20%を出資していた。統合後新会社の出資比率はソニー86%、豊田自動織機が14%だが、ソニーが完全子会社化し、経営を迅速化する。

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