コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)によると、北海道警は9月26日、「花子」などビジネスソフトの海賊版を販売していたとして、著作権法違反の疑いで大阪市の職業不詳の男(39)を逮捕した。
調べでは、男は今年7月27日前後に「花子2007 書籍セット」(ジャストシステム)と「MIFES8」(メガソフト)を無断複製したCD-R2枚を、北海道の男性に3000円で郵送販売した疑い。
男は毎日ACCSのサイトを閲覧し、6月に海賊版ソフトを販売していた大阪市の男女が逮捕されたニュースや、著作権法の改正で7月1日に罰則が強化されたことなどを確認していたという。
北海道警は、男が数年前から海賊版を販売していたとみて調べを進めている。
ACCSによると、男は短期間でサイトの閉鎖と開設を繰り返しながら海賊版を販売。今年9月に男が運営していたサイトでは、約200種類のソフトを商品リストに列記していた。ACCSには昨年11月ごろから、男が開設したとみられる複数のサイトについて数件の情報が寄せられていたという。
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