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Skype創業者ゼンストローム氏、CEOを退任
eBayでは、傘下のSkypeのCEO交代とともに、第3四半期決算に、Skype関連で14億ドル以上の減損処理を反映することも発表している。
米eBayは10月1日、傘下のSkypeのCEO交代を発表した。Skypeの共同創業者でこれまでCEOを務めてきたニクラス・ゼンストローム氏は非常勤の会長となり、後任が見つかるまでの間、eBayの最高戦略責任者、マイケル・ファン・スバーイ氏が暫定CEOを務める。
eBayは併せて、Skype関連で合計10億500万ユーロ(14億3000万ドル相当)の減損処理を行うことも発表した。
うち3億7500万ユーロは、Skype買収時の契約に基づく将来の支払い義務を精算するもの。契約では、買収後のSkypeの業績(会員数の伸びや売り上げなど)に応じ、一部のSkype株主に対して支払いを行うことが盛り込まれていた。eBayでは、この金額について「アクティブユーザー数のこれまでの伸びや、今後の急増見通しを考慮すれば、合理的な額」とみており、第3四半期決算で、残りの6億3000万ユーロとともに減損損失として計上するとしている。
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