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VonageとSprint、特許訴訟で和解
和解では、Vonageが8000万ドルをSprintに支払うと同時に、新たにライセンス契約を締結、SprintがVonageにライセンス供与する。
米Sprint NextelとIP電話サービスの米Vonageは10月8日、両社間で係争中だった特許訴訟で和解に達したと発表した。Vonageが約8000万ドルをSprintに支払うほか、両社は新たにライセンス契約を締結し、SprintがVoice over Packet(VOP)特許をVonageにライセンスする。
この訴訟では、カンザス州連邦地裁の陪審団が9月25日に、VonageがSprintの特許6件を侵害したとする評決を下し、Vonageに対し、賠償金6950万ドルなどの支払いを命じていた。
和解の一環としてVonageが支払う金額の内訳は、過去のライセンス使用料として3500万ドル、将来のライセンス使用料として4000万ドル、前払いサービス料として500万ドルとなっている。
両社間で新たに締結されたライセンス契約は、電話とインターネットなどの間で通話接続を行う方式やコンポーネント、システムなどに関するもので、対象となる特許は100件以上になるという。
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