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石丸電気、秋葉原地区で一斉リニューアル
石丸電気は10月9日、東京・秋葉原地区の全11店舗を一斉リニューアルした。駅前店をヘビーユーザー向け「パソコン館」に変更するなど、専門店化を進める。
石丸電気は10月9日、東京・秋葉原地区の全11店舗を一斉リニューアルした。駅前店をヘビーユーザー向け「パソコン館」に変更するといった専門店化などが軸。「石丸が変わる! アキバを変える!」をスローガンに、各店舗を秋葉原の新たなランドマークに育てる。
従来の秋葉原本店は、ワンストップで家電がそろう総合店とする。9日オープンのパソコン館はヘビーユーザーがターゲット。同時オープンの「生活家電館」は旧1号店を改装し、「家電を中心とした生活をエンジョイする提案」をしていくという。
総武線・中央線ガード下の旧パソコン本館は「ゲーム・ホビー館」に、秋葉原駅に接する旧アキバステーションプラザは、携帯電話とPCパーツを扱う「モバイル館」に、それぞれ再編する。音楽映像ソフトの「ソフト1」や高級オーディオ「レフィーノ&アネーロ」などは従来同様、専門店として継続営業する。
石丸電気は昨年、家電量販2位のエディオン傘下に入った。9月には、同5位のビックカメラ子会社のソフマップが新「秋葉原本館」をオープンした。
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