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「モバゲー」に独自開発の検索エンジン ポータル化加速
「モバゲータウン」に独自開発の検索エンジンを導入し、全会員に開放した。「ポータルサイト化に向けた重要な機能」と位置付け、ケータイユーザー向けにチューニングを施していく。
ディー・エヌ・エーは10月10日、携帯電話向けゲーム&SNSサイト「モバゲータウン」にサイト検索サービスを導入した。7月から一部会員向けに試験的に導入してきたが、オープンβ版として全会員に開放する。「ポータルサイトに向けた重要な機能を実装できた」として今後、精度向上などに取り組んでいく。
一般の携帯向けサイト検索のほか、Wikipedia、掲示板、ブログ、Q&Aサイト、画像、動画──の各検索機能を備えた。トップページから「お役立ち」→ニュースページ内の検索機能をたどれば利用できる。
画像・動画検索を除き、同社が自社開発したエンジンを利用している。携帯電話をメインにネットを利用するユーザーならではの行動特性や利便性など、モバゲータウンの運営で蓄積してきたノウハウを反映させたという。自社開発することで、ニーズや利用動向に応じたチューニングを随時、迅速に行えるメリットもあるとしている。
「moba-crawler」情報も公開。クロール元IPアドレスの接続を許可するよう、携帯向けサイト運営者に協力を呼び掛けている。
モバゲータウンの9月末会員数は743万人。
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