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RSSをバナースペースに表示 トランスコスモスが新広告

トランスコスモスは、バナー広告スペース上にRSSフィードを表示するサービスを始める。RSSリーダーを利用していないユーザーにも、RSSでリーチできる。

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導入例。ブログ「TechCrunch」の広告スペースにAskビデオのRSSフィードを表示

 トランスコスモスは、RSS広告配信サービス「Feedo」で、ニュースサイトのバナー広告枠など既存の広告スペースに、広告主のRSSフィードを表示する「Feed Powered」を11月に始める。

 例えば、セキュリティ情報を扱う企業が、自社が配信している新着ニュースのRSSを、セキュリティ関連メディアの広告スペースに配信したり、動画サイトを運営する企業が、ニュースサイトのバナー広告枠に新着動画のサムネイル画像を表示する――といった使い方を想定している。

 これまで同社のRSS広告サービスは、ニュースサイトなどのRSSに、顧客企業の広告を挿入し、ユーザーのRSSリーダー上で表示するというものだった。Feed Poweredならブログやニュースサイトなど既存の広告スペースに表示できるため、RSSリーダーを利用していないユーザーにもリーチできる。顧客企業はRSSフィード素材を提供するだけで済むため、サイトに出稿する広告の素材を制作する手間も省けるとしている。

 ただ、企業によるRSSの普及が進んでいない点が課題。同社アドソリューション2.0サービス部の長谷川武恒さんは「ニュースリリースやIR情報をRSSで配信している企業は増えているものの、まだまだ普及しているとはいえない」と見る。このため、RSS配信をしていない企業でも新サービスを利用できるようにするため、WebサイトやメールマガジンなどからRSSを生成・配信するASPを手掛けるフィードフォースと連携する。

 価格や広告配信先メディアは未定。今後、Feedoを導入しているasahi.comやImpress Watchなどメディア企業と話し合いを進め、配信先を決めていく予定だ。

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