今年のホリデーシーズンにおける米オンライン小売りの売上高は、前年対比21%増の330億ドルに到達する――調査会社Forrester Researchが10月15日、報告書をまとめた。同社は2500人のオンラインユーザーを対象に、小売分野を8つに分け、消費計画について尋ねた。
調査の結果、回答者の80%はアパレルおよびアクセサリーの分野での購入を検討していると回答、同分野が8分野のうちトップだった。また配送費無料サービスへの関心が高く、61%は同サービスを提供するオンライン小売店で購入したいと回答した。
一方、包装や速達サービスなどの特別サービスに対してはシビアになっており、2006年には45%が「利用してもよい」と答えたのに対し、今年は26%まで下がっている。
ギフトカード需要は堅調で、18%が昨年よりもさらにギフトカードにお金を使いたいと回答した。
Forrester Researchは感謝祭(11月の第4木曜日)からクリスマスにかけてをホリデーシーズンと定義している。
関連記事
- オンラインショッピングの顧客満足度が向上――米調査
今年のホリデーシーズンのオンライン小売りサイトの顧客満足度指数が、2005年より向上していることが分かった。上位サイトにはNetflix、Amazon.comなどが並ぶ。 - Amazon.com、今年のホリデーシーズンは「過去最高」
Amazon.comの今年の年末商戦は好調で、ピーク日の12月11日には世界で400万件の注文を受け付けたという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.