中国の検索大手Baidu.com(百度)は10月17日、中国でeコマース事業に参入する計画を発表した。検索サービスなどで得たトラフィックやオンラインコミュニティーを活用し、新しいC2C(個人間)サービスを立ち上げるという。
同社では、中国のeコマース市場では検索エンジンが重要な位置を占めるとして、調査会社iResearchによる統計を紹介。中国のC2Cユーザーの49%が、eコマースサイト訪問前に検索エンジンを利用するという。ロビン・リー会長兼CEOは「中国では、eコマースはまだ発展の初期段階にある」とし、「当社は中国のeコマース界のリーダーとなる自信がある」とコメントしている。
同社では既に新事業部門を設立しており、2008年にC2Cサービスの開始を予定している。
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