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QUALCOMM、カリフォルニアの山火事被害復興に150万ドルを寄付
QUALCOMMが、拠点であるサンディエゴ近郊の被害復興のため、寄付や技術支援などの取り組みを行っている。
米QUALCOMMは10月25日、カリフォルニア州南部の山火事による被害復興のため、150万ドルを投じると発表した。
QUALCOMMは、同社の拠点であるサンディエゴ近郊の米赤十字支部やボランティア団体に対し、それぞれ10万ドルを寄付。残る130万ドルについては、救済や復興活動に携わる非営利組織や、火災の初期段階から対応を行った組織に対し、今後数週間にわたって寄付する予定。
金銭面での寄付に加え、技術面での支援も提供。災害関連の情報提供を行っている2-1-1 San Diegoに対しては、Webサイトの効率向上のためのサポートや、コールセンターへの機器提供などを実施。地域社会への情報提供を支援している。
「われわれのコミュニティーを襲った火災による惨状と衝撃に、悲しみを覚えている」とQUALCOMM。「災害の初期段階から対応をとってくれた人々や政府、ボランティアに心から感謝するとともに、社員やその家族、被害に遭った人々に、われわれの思いが届くよう願っている」としている。
また米Hewlett-Packardも同日、この山火事に対する義援金として米国赤十字に200万ドルを寄付したと発表した。
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