米Motorolaが10月25日発表した第3四半期(7〜9月期)決算は、売上高は88億1100万ドルで前年同期比17%減、純利益は6000万ドル(1株当たり3セント)で94%減だった。継続事業利益は1株当たり2セントで、これにはリストラ費用など1株当たり4セントの特殊要因が含まれている。
モバイルデバイス部門の売上高は45億ドルで、前年同期比36%減。同四半期中の携帯端末の出荷台数は3720万台で、同社のシェアは前四半期からさらに0.5ポイント下がり、13%程度になったとみている。同部門の営業損益は2億4800万ドルの赤字。特殊要因を除外した営業損失は1億3800万ドルで、前四半期の2億6400万ドルという赤字額からは改善している。前年同期は8億4300万ドルの営業利益を計上していた。
そのほかの部門の売上高は、ホーム・ネットワークス・モビリティ部門が前年同期比6%増の24億ドル、エンタプライズ・モビリティ・ソリューション部門が同47%増の20億ドルだった。
10〜12月期の見通しについては、特殊要因を除いた継続事業利益を1株当たり12〜14セントとみている。
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