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ネット広告低迷 オールアバウトとエキサイトが下方修正

ネット広告を主な収益源にしているオールアバウトとエキサイトの2社が、通期連結業績の下方修正を発表した。両社ともネット広告市場の低迷を理由に挙げている。

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 ネット広告を主な収益源にしているオールアバウトとエキサイトの2社が10月30日、2008年3月期通期連結業績の下方修正を発表した。両社ともネット広告市場の低迷を理由に挙げている。

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 オールアバウトは「昨年度からネット広告市場に停滞感があり、需要の多い9月を迎えても需要が戻らなかったため」下方修正したといい、修正後売上高は前回予想より3億円減の50億円、営業利益、経常利益はともに1億7000万円減の2億5000万円になる見通し。純利益予想は「中期計画策定中のため」(同社)明らかにしていない。

 エキサイトは「広告事業の市場環境に緩やかな回復の兆しが見え始めている」としたが、回復が低水準にとどまったほか、エンターテインメントコンテンツの仕入れコストがかさんだため、営業利益、経常利益をそれぞれ、前回予想より5億7000万円減の3000万円に大幅下方修正する。

 純損益は前回予想より14億円悪化し、11億円の赤字に転落する。8億2300万円の株式評価損を計上するほか、韓流ブームの終息により、韓国のタレントグッズを取り扱うEC事業から撤退。棚卸し資産の廃棄を前提とした評価損1億9600万円を計上する。

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