米Dellは10月30日、2003〜2006年度および2007年度第1四半期の決算報告書を、米証券取引委員会(SEC)に提出したと発表した。
同社は8月、社内調査の結果、過去の経理上の記載に間違いや不正が発見されたとして、過去4年間分の決算報告に修正を加えることを発表していた。
Dellはこれまで、決算報告書の提出遅延により、NASDAQから上場廃止勧告を再三受けているが、今回提出した報告書がNASDAQの上場継続要件を満たしていることを確信するとしている。
関連記事
- Dell、過去4年間の決算を修正へ
Dellは社内調査の結果、2003〜2006年度および2007年度第1四半期の決算報告を修正すると決定した。 - Dell、NASDAQでの上場継続
Dellは、決算報告書の提出の遅れを理由にNASDAQから株式上場廃止勧告を受けているが、NASDAQが上場継続可否についての判断を保留。同社は当面、市場にとどまる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.